ご要望
えびの市のお客様から、玄関を入ってすぐ左手の廊下の間口にドアを取り付けたいとのご要望をいただきました。
まずは現場確認させていただき、施工場所の確認、ドアの開く方向やドアの色合いなどのご希望をお聞きしました。
今回の場合、ドアの枠となる部分を大工さんに、ドア本体を建具屋さんに作ってもらう段取りとなりますので、それぞれの職人さんと後日打ち合わせを行いました。
ドア枠の施工
最初にドア枠の制作です。
枠材の準備
事前に現場で採寸した情報から、すこし長めの枠材を3枚用意します。
こちらはプレーナー言われる機械で、材料となる木の一面を平に削ることができます。
プレーナーで枠材を削り、表面を化粧仕上げすると同時に寸法を合わせ込んでいきます。
つぎは戸当たり材(ドアが閉じたときにピタっと止めるための部材)を嵌め込むための溝をついていきます。
溝をつく工具の刃の幅は、鴨居の溝と同様の7分(しちぶ)幅で約21mmです。
溝をついたらサンダーで表面をきれいにして、
ワックスを塗って仕上げます。
溝にはめる戸当たり材も用意したら、準備完了です。
ドア枠の設置
材料を現場にもっていきます。
まずはレーザーで間口のタチ(床面に対する垂直具合)を見て、持参した枠材をどのようにとりつけるか最終確認をとります。
枠を設置する際に邪魔となる腰壁の見切り材を除去するため、もってきた枠材の寸法に合わせて印をつけます。
印にあわせてマルチツールやノミを使って見切り材を除去します。
なんとか除去できました。
枠材を間口の寸法で最終カットします。
カットした枠材同士を先にビス留めし、
コの字に組み上げます。
組み上げた枠材を間口にはめ込み、
レーザーでタチを見ながら、スペーサーも使って垂直に固定していきます。
ビスをうつのは、最終的に見えなくなる戸当たり材をはめる溝の部分です。
枠材が固定されたら、溝に木工用ボンドをぬり、
7分幅の戸当たり材をはめ込んで、フィニッシュネイルで固定します。
目立つ隙間は、丁寧にコーキングや見切り材を施工して仕上げます。
これでドア枠が完成しました。
向かって奥の廊下側に開くようにドアを取り付ける予定です。