ログハウスには、住む人が五感で感じとることができるさまざまな魅力があります。
芳ばしい香り

天然木はフィトンチッドを発散しており、殺菌・防虫効果があると同時に自律神経の緊張を緩和し、気持ちを安定させリラックス・リフレッシュさせる効果があります。また芳しい香りは、木目の明るい色調と温かな感触に合いまって、疲労の回復も早めます。
目で見ても手で触れてもあたたかいログハウスは、心にゆとりと安らぎをもたらすので「食事がおいしくなった」「ぐっすり眠れる」などの声をよく耳にします。
五感をやさしく包む豊潤性のある素材が、24時間いながらにして森林浴と同じアロマテラピー効果を充分に発揮します。
やさしい肌触り

木の床には程よい堅さと弾力性があり、足や腰や膝への負担が少なく、疲れがたまりません。
またログ材そのものが室内の壁となるため接着剤や防腐剤などの揮発性の化学薬品を使用する必要がなく、アレルギー・アトピー・喘息やシックハウス症候群などに対しても、安心して暮らせる本当の健康住宅です
目にやさしい室内環境

木質は光の反射が少ないので眩しくなく、目や肌に有害な紫外線も吸収してくれます。
また天井・壁・床のすべてが木肌で構成される室内では、どこにいても自然の木目が視界に入るので脳をリラックスさせる効果があります。
優れた音響効果

適度な吸音性が生活雑音や不快音を吸収し、心地よい残響が耳にやさしい環境を作り出します。外部からの騒音も遮断します。
有名なレコーディングスタジオやオーディオルームにログハウスが活用されているのは、抜群の音響効果があるためです。
高い断熱・保温効果

厳寒の地で育まれたログハウスの防寒対策・雪対策は、南九州の暑さや雨対策にも十分生かされます。
木の幹にあるセルロースというチューブ状の細胞が優れた断熱性を発揮することで、コンクリートの約20倍、鉄の約350倍の断熱効果があり、室内の冷暖房を逃さず、外気温を室内に伝えにくい性質をもっています。
熱伝導率がアルミの1000分の1しかない木は、二重ガラスの窓枠としても大きな役目を果たします。
ログハウスは夏涼しく冬暖かいという快適な住み心地も持ち味のひとつで、冷暖房費の節約にも貢献します。
室内全体で行うやさしい調湿効果

木は伐採されても呼吸をしています。室内の湿度が上がると水分を吸収し、乾燥すると水分を放出して室内の湿度を調節しています。快適な状態を保つ働きは天然のエアコンといえるほどで、高温多湿の日本において、木ほど有益な建材は他にありません。
ログの断熱性・調湿性と、屋根換気や木製ペアガラス窓などの効果的な使用によって、ログハウスには結露がほとんど起こりません。カビやダニの発生を防ぎ、住まいが長持ちします。