お問い合わせ
都城市のお客様より、ご自宅のブラインドがうまく上げ下げできなくなったとのことで見てもらいたい、とのお問合せをいただきました。
状況
どうやらブラインドの昇降ヒモをひっぱっても、ブラインドが片側しかもちあがらず、うまく上げ下げできない状態になっていました。

中のヒモが痛んでいるようですので、ブラインド本体を交換することにします。
仕様確認
現物にあるラベルなどをくまなく見て仕様の手がかりをさがすと、タチカワ製のシルキーというシリーズであることがわかりました。

ブラインドの仕様を確認するため、ボトムレールの右端に貼ってあったメンテナンスシールを写真におさめます。

ねんのため、ブラインドの取りついている枠の高さ(内寸)、幅(内寸)、スラット幅を測っておきました。
今回は高さ約1650mm、幅約2000mm、スラット幅約25mmでした。
ブラインドは枠幅より約10mm小さいものを取り付けますので、メンテナンスシールの記載と整合します。
新しいブラインドを調達
調べた情報を元に、地元の建材取扱店とインターネットで調べたブラインド・カーテン専門店の2社に見積もりをお願いしました。
結論としては、カーテン道の駅という販売サイトを運営しておられる、福岡県の株式会社ながしまさんに注文することにしました。
わたしの主観もありますが、こちらを選ばせていただいた主な理由もメモしておきます。
・価格が安かった。
・メンテナンスシールという型番の記載された情報を両社に提示したところ、破損しているブラインドは2006年製であること、現在のラインナップでは色合い的にどの型番に引き継がれているかといった説明など、こちらが知りたかったことを自発的にきちんと補足していただき、丁寧でわかりやすく納得しやすかった。
・見積書の内訳を見た時に、別途お客様からいただいていたブラインドに対するご希望(ポール長さの指定、減速降下機能あり)が盛り込まれていることが明記されており、こちらから確認を促すなどの2度手間の心配もなく安心できた。
ブラインド交換
無事に届いたブラインドを持ってお客様のところに伺い、古いブラインドを取り外します。
写真を撮り忘れましたが、今回のブラインドは天井付というタイプになります。
窓枠の上部に、取り付け金具が3つ固定されていて、その金具のにあるボタンのような押し込み部品を押すと、掴んでいるブラインドが外れます。
外す順番は、左右が先で、真ん中の金具を最後に外すと、ブラインドの自重で片方が垂れ下がって破損するリスクを減らせます。
すでに交換後の写真となりますが、向かって右端の様子です。

ブラインドをおろしてみます。

下部のボトムレールにある新しいメンテナンスシールも確認しておきます。
次に交換するときは、このシールが頼りになるのです。

最後にすこし紐の長さを調整してから、お客様にもブラインドをあげたりさげたりして確認いただき、作業終了です。
