ログハウス・ビルド

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シャッター修理

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約2分

2024年8月29日、ひさしぶりに日本列島を直撃した台風10号が九州南部を通過した直後、えびの市のお客様からシャッターとシャッターの間にある中柱(なかばしら)が外れてしまったとのお問い合わせをいただきました。

お客様にてこの中柱を引き抜こうとされたそうですが、どうにも動かないとのこと。

そこで翌日、シャッターのプロたちと一緒に現地にお邪魔しました。

到着後、わたしがお客様にご挨拶をしている隙(?)に、プロたちはいとも簡単に中柱を引き抜き、カメラを構えた時にはすでにスラットに歪みが出ていないか、チェックを始めていました。

スラットとは、シャッターのメインの壁部分となる横長の板状の部材です。シャッターを上げたり下げたりすると言いますが、厳密にはこのスラットを巻き上げたり下げたりしていることになります。

幸い、中柱もスラットも歪みなどの損傷はなかったため、元に戻せば治る見込みです。

まずは降りているスラットを一旦巻き上げます。

スラットを巻き上げたら、外した中柱をはめ込んでみます。先に上をはめて、次に下をはめます。

すると、天井フレームが少しさがってきたのか、中柱が最後までハマり切りません。

そこで、中柱をディスクグラインダーで少しカットします。

カットするのは、中柱の上端側です。

長さを調整した中柱を再度はめこむと、今度はきちんとハマりました。

ガイドレールに潤滑剤をさしながら、シャッターを下げていきます。

無事、中柱の左右のシャッターを開け閉めすることができるようになりました。

ちなみに今回お問い合わせいただいたシャッターは、三和シャッターでした。

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