ログハウス・ビルド

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ガラス仕切り窓の造作

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約3分

昨年末に一旦お引き渡しした古民家玄関スペースのリフォーム工事にて、もともと設置されていた掃き出し窓のサッシが廃材となりました。

そのサッシのガラスを使って室内に仕切り窓を造作できないか、とのご要望をいただいておりましたので、今回はその施工の様子をご紹介します。

廃材として出た掃き出し窓がこちら。

取り外した時の様子はこちらをご覧ください。

このサッシのうちガラスだけを流用して、仕切り窓として取り付ける予定の箇所がこちらの開口部になります。

横向きにしてFIX窓のように取り付ける予定です。

玄関スペースの増設リフォーム時に一緒に施工できればよかったのですが、加工の検討に少しお時間をいただいたため年が明けてからの施工となりました。

流用するガラスは強化ガラスでサイズ調整(カット)ができないため、開口部の枠はそれを考慮した寸法で施工済みです。

まずはガラスサイズを採寸するため、既存のアルミフレームを外していきます。

フレームは四隅に60mmほどのネジで固定されており、それぞれをプラスドライバではずします。

四辺のアルミフレームを一本ずつはずしながら、ガラスを囲むパッキンもはずしていきます。

ガラスのみになりましたので、建具屋さんにお出ましいただき、縦、横、厚みを採寸します。

つづいて、設置予定の現地にて枠側を採寸します。

後日、建具屋さんにて事前に加工した木フレームと、わたしの方で保管していた強化ガラスを現場に持参します。

まずは木フレームのみを枠に収めながら、最終的な寸法調整を行います。

つづいて、慎重にガラスを木フレームにはめて、

枠に取り付けたら、

無事に完成です。

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