
ミニログハウスで窓を閉じた際に少し隙間ができてしまっており、修復しましたのでその様子をまとめます。
状況
窓を閉じた状態で外を覗くと、少し外の明かりが漏れているのがわかります。


処置方法

今回は窓の付け根部分に木板で作ったスペーサを差し込み、すき間を調整したいと思います。
室内側ロック機構との干渉を考慮して、向かって左側のひらき窓と窓枠の間(赤枠で囲った部分)に木のスペーサーを入れることで、左側の窓を中央に引き寄せます。

この窓は開いてから上に持ち上げると、2箇所の蝶番部分がスライドしてそのまま外れるのですが、残念ながら今回は上部の額ぶち板と干渉してしまい、外せませんでした。
そこで一人が窓をひらいて持っておき、もう一人が蝶番を固定しているビスを外すことにします。
この蝶番に使われているビスはT20サイズのトルクスネジ用のドライバで外せます。

窓と蝶番を外したところ。

この窓枠に、用意した木板のスペーサをビス止め固定していきます。
窓を閉じたときのすき間幅を事前に測ってみたところ約5mmありましたので、スペーサは厚み3mmほどのものを用意しました。長さと幅は窓枠にあわせています。
このように薄い板なので、極細のビスで慎重に固定します。

ホームセンターで購入したビス隠しシールを貼り、取り付けたスペーサの上から、窓の蝶番を元の位置に取り付けます。

この時、窓の建て付けを確認しながら戻していきます。
今回はすこしスペーサの上部をサンダーで削り、窓が水平に取り付くようにしました。

窓を閉じ、室内側からすき間がなくなったことを確認します。

まとめ
ログハウスキットに同梱されてくる窓は枠まで一体となった既製品のため、建て付けの調整を諦めている方も多いのではないでしょうか?
部品やガラスの破損は交換となりますが、このような建て付け調整でしたら工夫して直すことができますので、ぜひ検討してみてください。