
今回は閉めにくくなった玄関ドアの建て付け調整方法をご紹介します。
状況
マシンカットのログハウスにて、玄関ドアを閉じる際、ドアノブ側を少し持ち上げないときちんと閉まらなくなってしまいました。
玄関ドアの重みにより、ドアが付け根側からノブ側に向かって傾いているものと思われます。
処置方法
この玄関ドアは、蝶番が上部2箇所と下部2箇所の計4箇所で枠に固定されています。
それぞれの蝶番には調整ナットがありますので、このナットを調整してドアの建て付けを調整します。

各蝶番のカバーをずらすと、このように六角ナットが二つでてきます。
上側の調整ナットを時計方向に締めると、ドアが向かって右方向に水平移動します。
同様に下側の調整ナットを時計方向に締めると、ドアが向かって上方向に水平移動します。
ナットを逆にまわすとそれぞれ逆の動きをします。
なおこのナットは、5mmの六角レンチでまわせます。

今回はドアがドアノブ側(蝶番と反対側)に傾いていると思われます。
そこで4つある蝶番のうち一番上の蝶番について、上側の調整ナットを時計まわりに180度ほどまわして調整することで、無事に建て付けが治りました。
まとめ
ドアの建て付けは、蝶番が調整タイプのものでしたら簡単に調整することができます。
注意点としては、いまドアがどのように傾いているかを把握しながら作業することです。
そのためにも、複数ある調整箇所のどこをどのように調整したかを把握しながら作業いただくことをおすすめします。