今冬の薪ストーブ稼働に向け、都農町のM様より煙突掃除の様子を写真におさめていただきましたので、ご紹介いたします。
今回煙突掃除をするのは、こちらの重厚なストーブ。

ムーンライトブルーのエナメルが落ち着いた渋さを見せるこちらのストーブは、アメリカを代表する薪ストーブブランド、バーモントキャスティングスのマディソンというストーブになります。
残念ながら現在は廃盤となっていますが、その風格は約20年前に設置した当時のままです。
中も掃除するため、まずは前面の開戸を外します。

開戸の内側、ガラスを囲むように嵌め込まれているガスケットロープも煤で固着してきますので、ご主人にて度々新品に交換されています。

ガスケットロープはネット通販でも安く手に入りますので、煙突掃除の際に合わせて交換するようにしてもいいかもしれません。
つぎに、煙突の下部(ストーブ本体側)を外します。


今回の掃除は2〜3年ぶりとのことで、外した煙突内にはそれなりに煤が固着しています。

はずした煙突を外にだして、

煙突掃除用の金ブラシで煤をこそぎおとします。


数回往復するだけできれいになりました。

続いて室内にもどり、煙突の上部を掃除していきます。
下部の煙突を外した部分からブラシを差し込み、袋を仕込みます。

この状態でブラシを上までスライドさせていくと、煙突上部にたまった煤が袋におちてきました。

袋を外して煙突上部を覗き込むと、きれいになっています。

外した煙突と前面の開戸を元に戻せば、煙突掃除の完了です。

すでに薪も準備されており、これで今年の冬を迎える準備ができました。